フードパンダ配達攻略法。ライダーとして実際に稼働して感じたこと

フードパンダ配達攻略法。ライダーとして実際に稼働して感じたこと

こんにちは、フードデリバリーサービスライダーとして稼働しているゆうじです。

各社のデリバリーサービスを色々と経験していますが今回は2021年4月から東京でもサービスを開始したフードパンダについて書いていこうと思います。

私は元々タイ、バンコクで日本人宿を営んでおりますがコロナ禍で2020年9月から出稼ぎのために日本に一時帰国してウーバーイーツの配達員としてデリバリーサービスを始めました。
その頃はウーバーイーツ自体の知名度が上がって配達員が増えた影響で配達単価がかなり低く、クエスト(各々の週に設定された配達回数クリアでもらえるボーナス)などを含めても時間給2000円は稼げないという状況でしたがそんな時に配達先で知り合った他の配達員に教えてもらった新規のデリバリーサービスにフードネコというフードデリバリーサービスがありました。
2021年9月現在、東京23区中心部にはウーバーをはじめ出前館、Menu、チョンピー、WOLT、フードパンダ、DiDiFood、X-TABLE(クロステーブル)など10社ほどがしのぎを削ってお客さんと配達員の囲い込みを図るためお客さんには定期的にキャンペーンを、配達員には高額の報酬を各社提示しています。

2020年12月にサービスを開始したフードネコは1回配達当たり1200円という高額報酬とお客様向けに毎週キャンペーンを打ち続けて配達員にもお客様にも大変好評なフードデリバリーサービスとなっていました。

1時間に2件配達すると時給にして2400円。これはかなりいい時給ですよね。ピークタイムは1時間に3件配達も出来ることも。時給換算で3600円。もう高給取りですね(笑)

しかし良いことは長くは続かずサービス開始からわずか5か月でフードネコと同じ親会社のフードデリバリーサービスのフードパンダ東京進出に伴い吸収合併という形でフードネコはなくなってしまいました。

フードネコライダーだった配達員はそのままフードパンダライダーに移行する特典として希望者全員にオリジナルデリバリーバッグ、デリバリーシャツを提供してもらいサービスを開始します。
そのままフードパンダに移行したフードネコライダーも多かったと思います。

ここからが本題!

ここから本題ですがフードパンダはウーバーイーツなどと同じく基本報酬+配達距離で1回当たりの報酬が決まります。
フードパンダの面白いシステムとしては仕事はシフト制でシフトを取らないと仕事ができません。シフトは各々のランクにより取れるタイミングが違います。
前週分の実績によりランクは毎週月曜日に更新され、翌週分のシフトはランク1だと毎週水曜日の15:30にシフトが公表され、ランク2は水曜日20:30、ランク3だと木曜日15:30、ランク4だと木曜日21:00というようにタイミングをずらして公表されるためランク1の配達員はより自由にシフト確保ができる仕組みになっています。
と同時にランク上位者にはランクインセンティブも発生し例えばランク1の配達員にはランク4の配達員よりも150円多く報酬が加算されるとなっています。
ランク1を保つためにはリクエスト応答率(承諾率)、稼働時間内実績、ピーク時間稼働ともシフト稼働中は100%でないとランク1にはなれません。
配達員の間でよく言われている、配達中ではない移動時にアプリを表示させておいたままにしてリクエストが来ているにもかかわらずリクエスト音が鳴らずにリクエストをスルーしてしまういわゆるサイレント案件というものがありますのでランクを落とさないために配達中以外はアプリをバックグラウンドにしておくことをおすすめします!(ホーム画面にしておくか別のアプリを立ち上げておけばミンミンというけたたましい着信音が鳴ります)
なお、各シフトの配達エリアの各初回稼働時は各エリア内でないと仕事のリクエストが来ませんが次回以降のリクエストは別のエリアでもリクエストが来ます。
各シフトが時間的に繋がっている場合は継続して仕事ができますがシフトとシフトの間に30分以上の隔たりがある場合は各初回稼働はシフトエリアに戻らないといけません。
例えば
10:00~12:00新宿、12:30~14:30港だと配達が前と後のシフト時間をまたがっている場合だとそのまま稼働できますが
10:00~12:00新宿、12:45~14:45港の場合だとよっぽどロングの配達で時間がまたがらない限り新宿のシフトが終了した後に港エリアで初回稼働する必要があります。

配達報酬ってどれくらい? 自転車稼働とバイク稼働ではどう違うの?

フードパンダを始めたときは電動アシスト付き自転車で稼働していましたがしばらくして気付いたのが自転車とバイク稼働では配達リクエスト1回当たりの配達距離が圧倒的に違うということ。フードネコの配達報酬一律とは違い、フードパンダは基本報酬+配達距離で配達報酬が決まるので短距離中心の自転車ライダーへの配達リクエストは私の場合で1回平均800円台でした。短い距離で500円台、自転車稼働で一番多くもらえた報酬でも1400円台というのが最高でした。
ピックドロップ報酬450円+1km当たり160円なので仮に1400円の報酬だとピックドロップ距離が6kmくらいとなりますね。
ちなみに先日(2021年10月)フードパンダのシフトを取得して稼働したところ、報酬額と実際の推定距離を計算してみたのですが基本報酬450円+距離料金1キロ当たり120円相当の数字が出ました。

フードパンダの仕事をする中で東京の稼働エリアで数人のフードパンダバイクライダーに聞いてみたのですが1回の配達報酬が平均1200~1300円台。もちろん報酬1000円未満の配達もあるそうですが長い距離の配達は2000円近くの報酬になるものもあったそうです。

当初、自転車稼働だった私も途中からバイクに切り替えてみましたがこれまでで1回の最高報酬が1900円台、平均すると1100~1200円くらいもらえていたと思います。当然1回当たりの配達距離は格段に延びましたが、、、

ここまでの話だと自転車よりもバイクのほうがより多く稼げそうですがバイクも自転車もそれぞれメリット、デメリットがあるので以下に挙げていきたいと思います。

自転車稼働でのメリット、デメリット

メリット

・駐車違反の心配がない
・道路の一方通行(進入禁止)を逆走できる
・ガソリン代が掛からない

デメリット

・体力の消耗(上り坂は特に)

バイク稼働でのメリット、デメリット

メリット

・広範囲に渡る配達が容易にできる
・体力の温存ができる

デメリット

・何と言っても交通違反!
・ちょっとした距離の進入禁止や大きな交差点を渡るときなどエンジンを切って押せば歩行者として扱われるため押すことが多いので何気に体力を使う

結論!

東京エリアでは後発組のフードパンダですがそのため1回当たりの報酬は高水準ですね。
ただ、フードパンダの場合基本報酬と距離報酬とランク別の追加報酬は公表されていますがそれ以外のエリア別や時間帯による追加報酬がありますが一般に公表されていないので不透明な部分もありますが先発のウーバーなどに比べても報酬はいいと思いますし後発の他社と比べてもまだまだ旨味はありますね。

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1件の返信

  1. こんにちは、これはコメントです。
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